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本誌でもおなじみの『子育てのひろば』ホームページ版です♪
誌面で紹介しきれなかった幼稚園・保育園の記事を掲載しています。
| 夏休みがスタートした日、国立夜須高原青少年自然の家へ「お泊り保育」に出かけた年長さん。自然の中で夏ならではの遊びを体験しようと、今回初めて園外施設を利用することになりました。・・・が、2日間ともどしゃ降り。でも子どもたちは、お友達や先生方と過ごす時間が楽しくてたまらない様子です。 途中立ち寄った久留米市の福岡県青少年科学館では、昆虫の特別展示を見て大歓声!科学のフシギにも目を輝かせました。自然の家では、キャンプファイヤーを想像しながらダンスをしたり、大型スクリーンでビデオ鑑賞したり。全員で入ったお風呂では、背中を流し合ったりしました。就寝時間になり、ママを恋しがる子もいるかと思いきや、みんなあっという間に夢の中〜。翌日もホールでしっかり身体を動かしました。 主任の志岐先生は「トイレや衣服の着脱、荷物の整理整頓など、身の回りのことは自分でしようという意欲がどの子にもしっかり見えました」と嬉しそう。予定していた自然体験はできなかったけれど、パパやママのもとを離れて、気分はみんな“トムソーヤ”。貴重な体験をして、ひとまわり大きく成長できたに違いありません。 |
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| 〜お泊り保育は“きっかけ作り”〜 園長の坂根先生は、「お泊り保育」の大きな目的を3つ挙げてくださいました。 ・体と心で、夏の自然や遊びを楽しむ ・甘やかされがちな日常を離れ、集団のルールを守りながら、自立心を養う ・「早寝・早起き・朝ご飯」を実行し、正しい生活習慣を取り戻す ・・・とはいえ、一泊二日という短い期間でできることは、「きっかけ作り」に過ぎません。坂根先生は「あくまで子育ての中心は“家庭”です。幼稚園では、各家庭の方針や状況に配慮しつつ、子育てに対する最大限のサポートをしていきます」とおっしゃいます。 〜 “基本的生活習慣”を身につけよう〜 深夜まで子連れで外出、その影響で翌朝、朝食抜き、排便なしで幼稚園や保育園に行かせてしまう・・・なんてことが日常化しているご家庭はありませんか?また、紙オムツが便利だからといって、ある程度の発達段階を迎えても、積極的なトイレトレーニングを進められないママやパパはいないでしょうか? 食事、睡眠、排泄、清潔、衣類の着脱といった「基本的生活習慣」を身につけることは、「生きる」ことに直結するとともに、「自分のことは自分でできる」という子どもの自立心を育む第一歩になります。大人の都合で、子どもの身体と心を振り回さないようにしたいですね。“ 〜我が家ルール”を作ろう!〜 「ごはんのときはテレビを消す」「夜は必ず○時に寝る」「食べたあとの食器は流し台まで持っていく」など、家庭の中でちょっとしたルールを作ってみませんか? 家族であれ、幼稚園や保育園であれ、一般社会であれ、集団の中では一定のルールを守って、ある種の“我慢”もしなくては円滑な人間関係は築けません。坂根先生は「もちろん個性は大切にされなくてはなりません。でも、それと同じくらい集団の中の決まりを守ることも大切なんじゃないかな」とおっしゃいます。まずはおうちの中のルールを守ったり、家族の役に立つ“自分”を発見させたりして、よりよい個性が発揮できる基盤作りをしてみませんか? |
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| 「しんかんせんのうんてんしゅになりたい」「おかあさんみたいになれますように」「家族が幸せでありますように」-子どもたちや保護者が書いた笹飾りが揺れる中、恒例の「七夕会」が行われました。 「ワッショイ!ワッショイ!」元気な掛け声とともに園庭に繰り出してきたのは、子どもたちの手作りみこし。年長さんの「ネコバスみこし」には、子どもたち一人ひとりが作ったトトロが“乗車”。年中さんの「お祭りみこし」では、やぐらの下で祭りを楽しむ子どもたちの様子がうかがえます。年少さんの「海みこし」は、色とりどりの“手形カニ”で美しい海を表現。どれも廃材を活用して作ったもので、知恵と工夫がいっぱい!一方、先生たちは七夕の由来を紹介する劇や、ハンドベル演奏を披露して、子どもたちを喜ばせました。 親子で盆踊りなどを楽しんだ後、願い事が煙となって天に届きますようにと「笹燃やし」で締めくくり。煙を見ながら園長先生が「願いをかなえるためには、“そうなりたい”という強い気持ちを持って頑張ることが大切です」と話すと、子どもたちは力強く「はい!」と応えていました。 |
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| 〜「将来伸びる“うつわ教育”」を目指して〜 「当園では、特別な時間を設けて、算数などの学習をすることはありません。いまは、いましかできないことがたくさんあります。子どもは自由な遊びの中から多くを学び、集団の中で社会的ルールを体得します。私たちは環境を整えることにより、将来伸びる素質を持った、器の大きな人間作りを目指しています」と話す松藤宣昭 理事長兼園長。 その取り組みの1つが、自然観察や畑での野菜作り。自然の営みを見つめ、命を育む体験は、子どもたちの身体と心を成長させます。専門の先生による絵画教室(月2回)やリトミック保育(週1回)では、表現力、美的感覚、集中力など、感性や内面性を高めます。 七夕の「おみこし作り」も、子どもたちが日々の観察や体験をもとにアイデアを出し合ってテーマを決め、一人ひとりが自由な発想で製作活動をし、再びみんなの力を結集して作品を作り上げました。この経験は、きっと大きな自信につながっていくでしょう。 一方、集団において、子ども同士の「ぶつかりあい」は当たり前。自己表現と人とのコミュニケーションのいいきっかけです。先生たちが調整役をつとめながら、子どもたちを導きます。 どれも簡単そうに見えますが、実はなかなか骨の折れるもの。ここで欠かせないのが、「家庭との協力」です。家庭と園が1つになって、子どもを見つめ、“好奇心の芽”を育むことが、私たち大人の責務でもあります。「子どもたちにも、保護者の皆さんにも“この幼稚園に来てよかった”と思ってもらえるよう、職員一同、頑張ります」と園長先生は結んでくださいました。 |
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| “本物”に触れる経験や体験を通して、より豊かで確かな感性を育んで欲しいと、同園では施設や保育内容に様々な工夫をしています。 その1つが、全面天然芝のグラウンド。レクリエーションやサッカーの練習に使われるほか、夏には3才未満児用のミニプールを設置。子どもたちは水と芝の感覚を楽しんだり、乾いた芝と濡れた芝の違いを肌で感じたり。また、土やコンクリートの地面とは、「何か」が違うことを実感します。 これとは別に設けられた土の園庭には、成長・発達に応じて、子どもたち自身で遊びを発見できる遊具がいっぱい。鉄棒やブランコ、すべりだいの下には、世界基準を満たした特殊安全マットを敷き、事故やケガの衝撃を最小限に抑えられるよう環境を整えています。また、季節の野菜や果樹の栽培・収穫をしながら食べ物のことを学んだり、海水魚やカブトムシの飼育や観察をして命の営みを見つめたりしています。 一方、身体表現活動や色感教育、音感教育などのプログラムも導入。創造力や表現力を高めています。笠信純園長は「いろんな“本物”に出会うことで、子ども、保護者、保育士の全員で感動を共有していきたい」と話していました。 |
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| 〜「クリエイティブ・ムーブメント」ってなんだろう?〜 同園の保育プログラムの大きな特徴の1つが、「クリエイティブ・ムーブメント」と、「リズム・バリエーション」と呼ばれる“身体表現遊び”です。どんな取り組みなのか、年中さんクラスを見学させてもらいました。 まず行われるのは「リズム・バリエーション」。リトミックのように、ピアノ演奏と太鼓のリズムに合わせて、いろんなステップで動きます。途中、たとえば「ゾウさん」などと先生が合図をすると、自分のイメージする動作で、「ゾウ」を表現。腕を長い鼻に見立てて大きく振る子、のっしのっしと歩く様子を表現する子、パオーンと鳴き声を真似る子など、様々です。 リズム感のある動きで“ウォーミングアップ”したあと、「クリエイティブ・ムーブメント」へと入っていきます。この日のテーマは「宅配便ごっこ」。立方形や円柱形のソフトブロックを、身体のいろんなところに乗せて運ぶというもので、子どもたちは、頭の上に乗せたり、背負ったり、あごの下にはさんだりして“配達”します。驚くことに、1人として同じ動きをする子はいません。お友達の動きを真似ながらも、必ずどこかに自分独自の表現を入れています。先生も、そうした子どもたちの努力を見逃すことなく、みんなの前でほめます。人との違いを認められることで、子どもは自己肯定感を抱き、さらに表現力、創造性を高めていくことができるのです。 こうした取り組みの“集大成”の1つが、年度末に行われる「発表会」。「孫悟空」や「ライオンキング」などの名作を題材に、全員が、主役など重要な役柄を担い、それぞれが独自のイメージと動きで演じます。1つの役を同時に幾人かで演じるので、いろんなタイプの「孫悟空」や「シンバ」が登場するのも見所の1つ。幕が降りるときは、みんな、この上ない達成感に満たされています。 また、年齢を追うごとに、お友達と協力しなければ表現しきれないこともテーマになってきます。ただ個人の能力を高めるだけでは生まれない、友達とのかかわりの中で育つ社会性も身につけられる-それが「クリエイティブ・ムーブメント」なのです。 ★ステンドグラスの門扉が完成しました!!
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