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セラピスト早苗先生の「あした元気になあれ!」

Session 1「子育て」とは?

誕生から老年にいたるまでの心身の発達は、連続的な過程のなかで、
その早さは時期や領域によって異なります。
ある時期は急速に、また、ある時はゆるやかに、時には停滞することさえあります。
では、「子育て」の時期にはどんな心身の発達がみられるのでしょうか?
心身の発達は一定の順序に従って進行していきます。
たとえば、身体の全身運動の発達は、乳児では最初に、頭をもちあげ、這い、
つかまり立ち、ひとり立ちという一定の順序をたどって歩けるようになるということです。
そして、ある能力が発達する時には、子どもはその能力を自発的に使用する傾向がみられ、
知的能力が発達すると好奇心を示し、いろんな質問をし、知識を求めます。
「これ、なに?」「どうして?」と、一日に何度も聞かれた経験をお持ちの方も、
すでにいらっしゃるでしょう。
新しい活動を覚えると、一定期間その活動に没頭して熱中し、
この活動が身について満足すると熱中はうすらぎ、別の活動に移ります。
心身の発達は一様に、同じ速度で発達するのではなく、遺伝や環境の影響を受けて、
個人的な特徴を示します。遺伝のみに、あるいは環境のみに影響されるのではなく、
両方の相互作用の結果生じるといってもいいでしょう。

ここで興味深い記録をお話しします。
みなさんは、『野生児』というのを聞いたことがありますか?
それは、西暦1800年前後のこと、フランスのある森の中で、
いままで人間と接したことがないと思われる男の子(推定 11,2歳)が発見されました。
発見された当初、絶えず体を動かし、食物を手でひき裂き、人にかみついたりし、
夜になると動物と同じ唸り声をあげるなど、野獣とほとんど変わりのない行動でした。
その野生児を人間に育てるために一人の医師が約30年間、教育しました。
しかし、その成果は十分とはいえず、野生児は40歳頃、幼稚園程度の発達水準にとどまったということです。(アヴェロンの野生児)

この記録から、人間が人間らしくなるためには、
人間的な環境と社会的な経験が必要であり、そのような環境や経験は幼い時期に与えることが望ましく、時期を逃しては効果がないことを伝えています。
そうです。これこそが「子育て」です。
環境や経験としての <働きかけ> が必要なのです。
つづきは、[元気になる会]の例会セミナーで! お待ちしています。

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2012年 第1回セミナーは「パパ塾」です。

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平成24年2月4日(土)14:00〜16:00(受付開始13:30〜)
場所
九州大学箱崎キャンパス(福岡市東区箱崎6-10-1)
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会費
1家族 1,200円(パパ、ママ、お子さん1人)
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募集
親子10組(先着順受付)
応募方法
電話受付092-741-5742
※リトル・ママ編集部につながります。「元気になる会」とお伝えください。
受付時間
平日10:00〜17:00(土・日・祝日)
メール
genki@l-ma.jp宛必要事項をお送り下さい。
応募締切
1月31日(火)
※先着順につきキャンセル待ちとなる場合があります。
セラピスト 中田早苗
心理療法士(心理セラピスト)
専門分野:発達と人格形成
研究テーマ:「人格形成における環境と遺伝」、「生育歴から見る犯罪と人格」、「女子非行の傾向と特徴」
教育機関講師、育児セミナー・自己探求ワークショップ講師を務め、豊富な臨床経験を踏まえ、非行及び犯罪の予防、少年院ボランティア、犯罪者の更生保護活動を行なっている。
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