入学前に知っておきたい!小学校のこと

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

お子さんがもうすぐ小学生!というママは、ワクワクとドキドキの気持ちでいっぱいのことでしょう。「授業中すわっていられる?」「ひとりで登校できる?」など、年長ママが気になることを小学生ママに聞いてみました。

撮影/升谷玲子 取材・文/金田智子

参加してくれたのは5人のママ

教えてくれたのは

青木彩乃さん(小1、1才4ヵ月の子のママ)

幼稚園の頃から、服の準備や着脱などをなるべく一人でさせてきました。入学後もうわばき洗いなどを率先して取り組んでいます。

井上淑子さん(小3、小1、年少、1才半の子のママ)

「小学生になったら、自分のことは自分で」がモットー。3年生のお姉ちゃんを見本にいろいろ覚えることも多いようです。

関口香苗さん・末っ子の旺馬くん(小3、小3、小1、7ヵ月の子のママ)

子どもが多いので、一人ひとりにあまり手をかけずできるだけ本人にまかせ、「親のサポートは最小限」を心がけています。

生活習慣

Q 授業中すわっていられるか心配です。

すわってできる遊びを家で取り入れる

テレビを消した静かな環境の中で、テーブルの上でお絵描きやブロックなど、じっとしてできる遊びを意識して取り入れました。今のうちから“すわって何かをする”ことに慣れておくと安心です。

青木さん

キッチンタイマーを使い短時間集中のクセを

子どもの集中力は長続きしないので、「まずは5分から」と、キッチンタイマーを使って勉強させています。入学前に、ゲーム感覚でほんの短時間、楽しくお勉強体験させてみるのもおすすめです。

井上さん

Q ランドセルや文房具など、自分でモノを管理できるようにするには?

家の中で子どものモノを置く場所を決める

家の中で、子どもが自分のモノを置く場所を決め、その部分は散らかっていても親が手を出さずに自分で管理させるように。子どもなりにモノを管理する意識がめばえたのか、なくしものをしなくなりましたよ。

井上さん

モノの定位置をマスキングテープで表示

子どものモノの定位置を決め、マスキングテープにそのモノの名前を書き棚などに貼ると目で見てもわかりやすく、管理しやすいようです。明日着ていく服はランドセルと一緒に前日に用意させると安心♪

青木さん

特別なルールは決めず、子どもにまかせる

自分の力でできる子になってほしかったので、特別なルールは決めず、子どもにまかせました。入学当初はなくしものも多かったのですが、失敗を繰り返しながら少しずつ自分で管理できるようになりましたよ。

関口さん

勉強

Q ひらがなとか計算とか、ある程度できていたほうがいいの?

子どもが興味をもったら教えてあげて

ひらがなは、園時代に子どもが自然に覚えて読めるようになりました。読めたほうが安心ですが書けなくてもいいと思うし、小学校でじっくり習うので心配無用です。子どもが興味をもったら教えてあげて。

井上さん

あえて教えなかったら入学後勉強好きに

まっさらな状態で入学して欲しかったので、読み書きも計算もあえて教えませんでした。そのせいか、学校に行き始めたら勉強がすごく面白く感じられたようで、宿題も率先して取り組んでいましたよ。

関口さん

家庭の方針で自由に学ばせてOK

子どもは幼児教室に通わせていたので、入学前にひらがなの読み書きや計算もできましたが、それぞれの家庭の方針ありきでOKだと思います。入学させてみて、いろんな子がいる事に気づきました。

青木さん

通学

Q ひとりで登校できるよう準備しておくことはある?

通学路をいっしょに歩いて時間を計る

通学路を一緒に歩き、学校まで子どもの足でどれくらいかかるのかを知っておくようにしました。信号や目印となるようなお店、友達の家などを確認し、危ない所をチェックしておくことも大切だと思います。

井上さん

「地域の人に元気にあいさつ」を習慣づける

地域の大人の人たちに子どもを覚えてもらうことが大切。登校時は、旗ふりのおじさんをはじめ、地域のたくさんの人に見守ってもらうので、元気にあいさつするよう習慣づけておきました。

青木さん

放課後

Q 放課後はどのように過ごす?学童ってどんなところ?

安全に遊べる校庭開放や放課後ひろばで

低学年のうちは、校庭開放や地域の小学生が利用できる放課後ひろばが安全でおすすめです。内容は地域により異なりますが、他のクラスや学年の友達もできるし、クリスマスなど季節のイベントもあるので楽しいですよ。

青木さん

フルタイムのママは学童を利用

フルタイムで働くママは、学校が終わった子どもをそのまま預かる学童保育に入れることが多いですね。ただ、学童は遊ぶ場所が限られるなどのデメリットも。地域により公立、民間があるので調べてみては。

関口さん

下校

Q ひとりで下校。帰宅時にママ不在の時もあり、心配です。

ランドセルの内側にキーチェーンをつけ鍵を保管

下の子の用事などで私が不在になる時のために、念のため家の鍵を持たせています。そのまま持たせるとなくしてしまうかもしれないので、ランドセルの内側にキーチェーンをつけ保管させています。

井上さん

近所のママのお宅を“避難場所”に

近所のママにお願いし、子どもが帰宅した時に私がいなかったらその方の家で待つよう約束しています。下校途中でトイレに行きたくなることもあるので、その時もお世話になります。“避難場所”があるといいですね。

青木さん

友だちづきあい

Q 友達とトラブルが起こった時、どうすればいい?

一人で判断せずママ友に相談して

ママ同士のネットワークで状況を確認し、こちらに非があると判断した場合は、あやまりにいかせます。友達と一緒の場合は友達のママと事前に連絡をとりあい、一緒にあやまりに。一人で判断せず周りに相談するほうがいいと思います。

青木さん

子どもから友達の話を聞くよう心がける

クラスに一人か二人くらいはやんちゃな子がいるものです。子どもはいろいろな友達とのかかわりの中で成長していくのでおおらかに見守り、日頃から友達の話を聞くよう心がけておくとよいと思います。

井上さん

遊び

Q ママの目がない場所で遊ぶようになるけど、どんなことに気をつけるべき?

行く場所と帰る時間をしっかり口約束

以前、携帯を持たせたところ、電話を取る習慣が子どもにはないので、なかなか連絡がとれなかったことがあり、持たせるのはやめました。「どこに行き何時に帰る」としっかり口約束させ、遊ぶ場所を変える時も家に言いに来させるようにしました。

関口さん

一度家に帰ってから遊びに行くことを教える

下校途中、ランドセルを背負ったまま友達の家に遊びに行ったことがありました。「ランドセルを背負っている時は、学校の看板を背負っていることと同じだよ」と諭し、一度家に帰ってから遊びに行くよう約束させています。

井上さん

習い事

Q 生活サイクルが変わるけど、習い事はどうする?

本人の希望を尊重して好きな習い事を

幼稚園までの習い事を改めて見直し、本人が何をやりたいかを尊重し、好きなものを週2〜3日やらせるようにしました。小学生になると一人で行けるようになるので、選択肢が広がりますよ。

井上さん

ある程度親主導で時間管理も

1年生の息子は、幼児塾、空手、水泳を習っています。習い事がある日は、帰宅後宿題→夕ご飯→習い事→帰宅と忙しいのでテレビは見せないようにしています。低学年のうちは、親主導で時間管理を。

青木さん

ゲーム

Q ゲームとどう向き合うべき?

キッチンタイマーを使って「1日30分」

わが家では、ゲームの時間は1日30分と決めています。自分でキッチンタイマーを「30分」とセットし音がなったら終わり。気持ちの区切りもつくようです。

井上さん

電車の中や公園ではやらない

平日は習い事などで忙しいので、ゲームは日曜日の朝と決めています。その他、「電車の中や公園ではやらない」などルールを決めました。「友達もやっているから」と周りに流されず、わが家のルールで遊ばせています。

青木さん

先輩ママ教えて 新1年生のためにママができること

「そんなことじゃ小学生になれないよ!」などと叱るよりも、「1年生になるの、楽しみだね!」など、前向きな言葉をかけることを心がけました。

(小4、小2の子どものママ)

給食が全部食べられるか心配だったけど、子どもが自分で食べられる量を配膳してくれ安心しました。好き嫌いが多くて心配だったら、担任の先生にその旨伝えておくと安心です。

(小3、年中の子のママ)

夫が突然転勤になり、知らない土地で小学校生活がスタート。心配でしたが子どもは意外と順応性があり、すぐに友達ができました。心配しすぎず、見守ってあげれば大丈夫!

(小1の子のママ)

決まったリズムで生活できるよう、早寝早起き習慣をしっかりつけておくように心がけました。朝ご飯もしっかり食べて元気に登校できます。

(小1、3才の子のママ)

小学校は時間を確認することが多いので、時計が読めるようになっていると安心だと思います。デジタル時計でなく文字盤の時計で楽しく練習を。

(小3の子のママ)

同じマンションに、入学予定の小学校に通う3年生の女の子が住んでいました。一緒に遊んだ事はなかったけど「同じ小学校なのでよろしくね!」と声をかけたら、一緒に登校してくれることになり安心♪

(小2、年長の子のママ)

子ども同士で遊ぶ約束をしても、待ち合わせの時間や場所を間違えて泣きべそ。最初の頃は、待ち合わせ場所まで一緒に行ってあげると子どもも安心するようです。

(小3、小1の子のママ)

子どもを信頼し、学校や地域になじんでいけるよう笑顔で応援を

一人で学校に行ったり勉強が始まったり、新しいお友達と出会ったり…。小学校入学は、子どもにとって環境が大きく変わる“節目”だからこそ、新生活がスムーズに送れるようサポートしてあげたいもの。

今回お話を伺って感じたのは、「小学校入学を“おおごと”ととらえてあれこれ準備をするよりも、親がどっしり構え、子どもの様子を見ながら前向きにサポートしていくことが大切」ということ。先輩ママたちの「子どもを信頼し、ある程度はまかせる」というスタンスが印象的でした。

小学校に入学すると、「子どもは地域に育てられている」ということをますます実感するようです。ママ自身も子どもが安全に登下校できる環境を整え、近所のママや地域の人たちとコミュニケーションをとりながら、学校や地域に少しずつなじんでいけるようお子さんを笑顔で応援してあげたいですね!

これで安心! ママの入学準備の心得5カ条

  1. すわって遊ぶ習慣をつけておこう
  2. 今のうちからお勉強させなくても大丈夫。子どもの興味を優先させて
  3. 子どもと一緒に通学路を歩いておこう
  4. 放課後安全に過ごせる場所を調べておくと便利
  5. 登下校や友達と遊ぶ時のルールを決めておこう

対談を終えて…

君塚昌代さん(年長、3才の子のママ)

通学のことや放課後の過ごし方のこと、子どもとの連絡の取り方など、こまごました心配がありましたが、皆さんの声を聞き「大丈夫、なんとかなる」と思いました。周りに流されず、わが家のやり方でどっしり構えていればいいんですね♪

松本阿貴さん(年長、小4の子のママ)

息子は園の準備がいまだに苦手で帰宅後もぐちゃぐちゃ(笑)。プリントを整理したり学校の準備ができるのか不安でしたが、先輩ママの具体的なアドバイスがとてもためになりました。キッチンタイマーは早速とりいれたいと思います。

関連記事

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

編集部おすすめ記事

  1. 子どもを創造的(クリエイティブ )に育てるためのデジタルツールの使い方【2】

    ~音のプログラミング~ アメリカで開催された世界最大の楽器見本市、「The 2018 NAMM…
  2. 今のままで備えは十分?プロを味方に家族の未来設計

    慌ただしく過ぎていく子育て中の日々、ふとよぎるのが“保険”の不安。ママたちが抱えている悩みや疑問…
  3. 季節到来!インフルエンザ

    今年はインフルエンザワクチンの不足がニュースにもなり、不安を抱えている人も多いのでは?ワクチン不…
  4. 知ることで、未来が開ける 発達障がいの話

    発達障がい―その言葉を聞いたことはあっても、きちんと理解しているママは少ないのではないでしょうか…
  5. どうすればいいの!?ママなら誰もが見つけたいストレス解消法!

    育児、家事、旦那さんのお世話…ママには365日お休みなんてありませんよね。 「子どもはかわ…

話題の記事

  1. デジタルツールを子どもに与えて良いのか、心配ですか? 「生活を豊かにしたい」という気持ちが、私…
  2. 言葉や表現することが未熟な0~3才の子どもとのコミュニケーション方法で、悩むママは多いもの。ベビ…
  3. 2017年7月5日に発生した九州北部豪雨によって3人の死者が出た朝倉郡東峰村。髙取焼や小石原焼な…
  4. 発達の差も著しい0・1・2才の子どもたち。「習い事を始めるには早過ぎるかな?」と思う方も多いかも…
  5. 町ぐるみで子育てを応援 岡山市から車で2時間、人口6,100人が暮らす山間にある小さな町、奈義…
ページ上部へ戻る