子育てのひろば
本誌でもおなじみの『子育てのひろば』ホームページ版です♪
誌面で紹介しきれなかった幼稚園・保育園の記事を掲載しています。

今月の幼稚園・保育園 (2008年12月号)

むしろだ幼稚園…動物、大好き!
香蘭女子短期大学附属香蘭幼稚園…みんな仲良く、いっぱい遊ぼう!
幼保園 しあわせな木…自然と人とのかかわりの中で
篠栗保育園…一人ひとりが輝く運動会
2008年  1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月
2007年  1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 11月 12月
2006年  1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2005年  1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2004年  12月

■ むしろだ幼稚園

博多区東平尾1-5-45 / TEL:092-621-2602

動物、大好き!
 「心臓がドクドクいっとる」「耳はフニャフニャだ!」「あったかい!」動物とのふれあいを通して、命の大切さを知るとともに、動物を飼ったり扱ったりするときのマナーを学んでもらおうと、「動物ふれあい教室」が開かれました。
 この日、福岡市東部動物管理センターからやってきたのは、シーズー犬2頭とラブラドールレトリバー1頭。子どもたちは、市職員から「大声を出して怖がらせないように」と注意を聞いた後、ワンちゃんたちのそばへ。イヌの鼻の下へこぶしを差し出して「仲良くしようね」のあいさつをして、頭をなでたり、体に触ったり。聴診器でイヌと自分の心臓音を聞き比べて、「同じ音がする」「イヌのほうが(鼓動が)早いね」と大発見!「シーズーはフワフワだけど、ラブラドールレトリバーの毛は、チクチクする」と、同じイヌでも違いがあることに驚いている様子でした。
 同園では、「イヌも人間と同じように快、不快を感じ、独特の表現があることを知ることは、子どもたちの情操教育にとてもプラスになると思います」と話していました。
 また、野良犬に遭遇したときは、からかったり、慌てて逃げないようにといった事故防止の方法も学ぶなど、動物ふれあいの基礎知識を身につけるいい機会になったようでした。
はじめまして! 怖くないよ。そーっとなでてみてね
うわっ!、フワフワだ! 心臓の音を聞いてみたよ
動物のいろんなことを勉強しました 動物と触れ合ったことを「日記」に書きました
ライター田中の取材日記
〜「当たり前の教育」をし続ける〜
 午前10時、取材にうかがった私の目に飛び込んできたのは、子どもたちが元気いっぱいランニングする姿。どの子もまっすぐ前を向き、瞳をキラキラ輝かせているのが印象的です。音楽にあわせて、ステップを変えたり、進行方向を変えたり。集中していなければ、お友達とぶつかってしまいますが、もちろん、そんな子は1人もいません。
 いつもはこの後に、マット運動や鉄棒などを組み合わせた「体育ローテーション」に取り組んでいるということですが、この日は、スケジュールの都合で、各教室へ移動することに。それでも、靴箱に戻るまではスキップや片足飛びをするなど、普段の生活の中で、楽しみながら子どもたちの心身をしなやかに育んでいることが感じられます。
 一息ついた後は、年齢別の「日課活動」です。フラッシュカード、百玉計算、リズム遊び、俳句、詩の暗唱など、1プログラム3〜5分間、計約20分間、その日の課題に集中します。中でも、大きな声ではっきりと言葉を発するという積み重ねは、身体の免疫力をアップさせ、丈夫な身体を作るとともに、子どもたちの自己表現や積極性にもつながっているといいます。
 朝一番の戸外活動を「動」の活動であるとするならば、教室での日課活動は「静」の活動。高揚した心と身体を静め、続く活動へのメリハリをつけるためにも、この2つの取り組みはとても大切なものなのです。
 小樋井トミ子園長はこう話します。「人間形成の上で、幼児期にしか身につけられないことがたくさんあります。体育活動では、成長盛んな神経細胞を刺激することで、運動能力を培います。一方、日課活動は、文字を覚えたり、九九を覚えたりすることが目的ではありません。世の中にごく普通に存在している事象やものに興味を持ち、視野を広く持って、自分の可能性の追求をするきっかけにしてもらいたい。日課活動はその手段の1つに過ぎません」。
 また、同園は少人数ならではのきめ細やかな保育も大きな特徴。先生全員が、子どもたち一人ひとりの成長を様々な角度から見守ることができますし、子ども同士が縦のつながりの中で、いたわりの気持ちや尊敬の念など、学び取るものもたくさんあります。
体育活動
年長児さんの日課活動の様子
年中、年少児さんもこの落ち着き!
「おかあさん、あのね」。動物と触れ合った気持ちをつづりました
 「子どもは、安心、安定した環境の中で育ちます。園の雰囲気・取り組み、周りの自然環境はもちろん、お友達、保護者、地域の人たち、私たち職員も大切な『環境』です。環境との良いかかわりの中で、『自分は生きている。みんなも生きている。みんながいるから、自分も生かされている。自分を大切にしながら、みんなのために生きる自分』を育んで欲しい。そんな『当たり前の教育』をし続けていきたいのです」と小樋井園長は話していました。


■ 香蘭女子短期大学附属香蘭幼稚園

■南区横手1-12-35 / TEL:092-571-3441

みんな仲良く、いっぱい遊ぼう!
 きょうは楽しみにしていた「みんなで遊ぼう!あそびの日」。300人余の園児全員が園庭に集まり、遊具や砂場はもちろん、普段は使わない身近にあるものも活用して、異年齢児で楽しく遊ぼうという取り組みです。
 段ボールを使った電車ごっこや車輪遊び、障害物遊びなどは、先生たちのアイデア。やがて、子ども同士が工夫して、お風呂ごっこやかくれんぼなど、ほかの遊びへと発展させます。
 跳び箱、のぼり棒、さるわたり、平均台は、年中、年長児さんが普段の体育教室で取り組んでいるもの。「上手になりたい」と自分の中に目標を抱き、黙々と挑戦を続けるお友達。それを見て、チャレンジしてみる年少児さんも。何かを「やらせる」のではなく、「自らチャレンジしよう」という気持ちを湧き立たせる環境に、子どもたちの表情もイキイキワクワクしていました。
  「回を重ねるごとに、自分のやりたい遊びが見つけられるようになるとともに、年齢を問わずたくさんのお友達とかかわれるようになってきました」と目を細める主任の志岐先生。遊びの中から学び、友達同士で育ち合っている子どもたちです。
まずは準備体操♪ 段ボールを使った障害物遊び
うまく「車輪」になるかな? 山とダムの“大規模工事”
いろんなことにチャレンジ!
ライター田中の取材日記
〜集団の力と優れた環境〜
 同園の取材で目を見張ったのは、子どもたちの行動にしっかりとしたメリハリがあること。先生の話を聞く時は、背筋を伸ばして、その先生のほうをキチンと向き、口を結んで、最後まで耳を澄ませます。もちろん、お返事も「ハイ!」と短く、元気いっぱい。
 一方、遊ぶときは徹底して遊びこみます。まさに一心不乱。ですから、気持ちも十分に満たされ、「集合の笛」が鳴ると、スムーズに次の行動に移ることができます。教室に戻った後は、心を落ち着けて、先生やお友達の話に耳を傾けていた子どもたち。「おお、カッコいい!」と心の中で喝采を送ってしまいました。
 また、子どもたちの言語発達の様子にも驚かされました。スモックを忘れて、職員室にやってきた年少児さん。「スモックを忘れました。スモックを貸してください」。このお子さんだけが「特別」なのではありません。遊んでいて、ケガをしてしまった子が、医務室を訪ねてきました。だれとぶつかって、どんなふうに転んだか、また、相手のお友達はどういう状況かを、自分の言葉で的確に伝えることができます。
 日頃の保育と家庭教育の賜物と感じ入るばかり。お友達という集団と優れた環境設定は、子どもが成長する上で偉大な力を発揮することを改めて認識させられました。


笑顔館

■きちんと整列。先生の話もしっかり聞けます ■ルールを守って、思い切り遊びます
 
    ■この園庭の広さも大きな魅力♪  

■ 幼保園 しあわせな木

博多区竹下1-15-40 ラ・パルクステーション竹下公園通り1F / TEL:092-483-4353

自然と人とのかかわりの中で
 マンションの一角という環境の中でも、周囲の自然や地域の人たちとの交流を生かし、子どもたちの豊かな心と体づくりを実践している同園。地域のニーズに応えて、4年前に開園しました。
 天気のいい日には、ほぼ毎日出かける園外保育。散歩の途中、季節の草花や水辺の生き物を観察するのも子どもたちの大きな楽しみです。近くの原っぱに到着すると、いつものリズム運動に取り組み、柔らかな草の感触を素足にとらえながら、リズムに合わせて伸びやかに動き、心と体を隅々までとき放ちます。
 また、竹馬やのぼり棒などにも挑戦。日頃の活動を体系づけて、運動会で披露するためです。驚きなのは、これらに使う道具は、天然の竹、手作りしたもの、あるいは既存の机や椅子を安全に組み合わせたものだったりすること。BGM代わりになる太鼓も、樽を活用したものです。
 そんな様子を優しく見守り、声援を送ってくれる地域の人たち。子どもたちの中に、人も自分も大切なんだという思いが芽生える瞬間でもあります。「昔ながらの、当たり前の、子育てを続けたい」と代表の二宮香代子さんは語っていました。
ピアノも持ち出しちゃいます♪ 小さなお友達も果敢にチャレンジ
たくましさを増す年長児さん
木陰で天然の涼をとりながら、応援! おなかもペコペコ!
ライター田中の取材日記
〜園内の様子も紹介しちゃいます〜
 本紙では、園外保育の様子を中心にお伝えしましたが、園内の様子も気になりますね。
 午前9時半、私がうかがったときには、ほぼ全園児さんが登園を済ませ、園庭で思い思いの遊びや自然観察にいそしんでいました。泥だんごを作る子、竹馬にチャレンジする子、「樽太鼓」をたたく子、みんなで育てているナスやゴーヤーを世話する子、アリの行列を追いかける子。大人から見れば決して広くはない園庭ですが、子どもたちにとっては、夢がいっぱい詰った無限の場所―そんな印象です。
 建物の中は、どの部屋もすべて桧張りで、木のぬくもりを基調としています。そして、なんといってもシンボリックなのが、ケヤキの木。星野村から取り寄せたもので、土(=家庭や園、地域という優れた環境)に深く根っこを張り、太い幹―「豊かでしなやかな人間性」―を育んでもらいたいという願いが込められています。もちろん、子どもたちが木登りするにも最適です。
 子どもたちの持ち物に目を転じると、道具箱や着替えを入れている箱は一人ひとりデザインが違っています。家庭にある空き箱(くつの箱など)を活用して、親子で好きな布や包装紙を貼り、この世にたった1つの道具箱を手作りしたものです。
  「既成のものを買うのは簡単。でも、そうではないものの中に、ぬくもりや優しさ、知恵が込められていることを子どもたちに感じてもらいたい。そして、その子どもの成長を、ともに喜べる親や保育者でありたいと思っています」と二宮代表。
 そして、もうひとつ特徴的なのが、子どもたちが保育者を呼ぶとき、名字ではなく、下の名前に「さん」をつけて、「●●さん」と呼ぶこと。保育者同士、あるいは保護者が保育者を呼ぶときも同様です。それは、子どもたち一人ひとりがかけがえのない個人であるのと同じように、保育者も1人の人間として存在していること、また、保護者や職員同士の仲間として、常に同じ目線で向き合っていたいという気持ちの表れでもあります。二宮代表は「子どもたちも保護者も保育者も地域の人たちも、互いに学び、育ちあい、しあわせな存在でありたいですね」と話していました。
 同園は、幼稚園と保育園の両方の機能をあわせ持つことから、家庭の状況などにあわせて、幼稚園コースか保育園コースを選ぶことができます(料金体系も2通り)。見学、入園は随時、受け付けています。
JR竹下駅に隣接するマンションの1階にあります
電車も間近に見られます 夢と可能性いっぱいの園庭
子どもたちを見守るケヤキの木。運動会で飾る万国旗は子どもたちの手作り
世界でたった1つのお道具箱
■豊かな自然とたくさんの人たちにかかわりながら、イキイキと成長する子どもたち
    ■「お弁当、自分で詰めてきた!」
   
■なんともステキな環境です    

■ 篠栗保育園

■糟屋郡篠栗町大字篠栗5114 / TEL:092-947-0039

一人ひとりが輝く運動会
 運動会を翌日に控え、きょうは最後のリハーサル。この日はまず、3才以上児が参加する「たて割りチーム対抗リレー」の練習が行われました。「腕を振って!」「足をあげるよ!」「コーナリングは慎重に!」いつにも増して、先生たちの指導にも熱が入ります。また、年少から年中、年長児へわたるバトンはチームの絆。子どもたちは慎重に、でも決して臆するところなく、バトンリレーに取り組んでいました。
 この後、年中児さんは花笠音頭、年長児さんはバルーン演技と組体操の最終チェック。どの演技も、誰一人欠けても、また息が乱れても、いいパフォーマンスにはなりません。子どもたちは、これまでの活動で培ったチームワークと一人ひとりの粘り強さを発揮して、本番に備えていました。
 「保護者にとって、運動会は我が子の成長を実感できる場であるとともに、年長のお子さんの活躍ぶりを通して、子育てへの期待や楽しみを抱くいい機会でもあります。子どもたちにとっても、両親の笑顔と応援は何よりの力になります」と田中千春園長。
 今年のテーマはオリンピックイヤーにちなんで、「ぼくたち わたしたちのオリンピック2008」。パパやママの声援に包まれながら、一人ひとりが輝く運動会になったことでしょう。
本番さながらのデッドヒート!
ノビノビ楽しく、花笠音頭 息もピッタリ!バルーン演技
気持ちを集中、組体操 雨天決行できるよう、近くの体育館で行われる運動会
ライター田中の取材日記
〜目指せ、アンチエイジング!!保護者のためのスポーツレッスン ご案内〜
 篠栗保育園では、今年6月から週1回、保護者や保育所職員を対象としたスポーツレッスンを行っています。
 今、話題のピラティスを取り入れ、背骨、骨盤を矯正して腰痛などの改善を目指します。また、有酸素運動で元気な体作りにも取り組みます。
 男女、年齢問わず、だれでも参加できます。仕事帰りに、また、子育ての合間のリフレッシュなどにオススメ!詳細は、同園の田中園長までお問い合わせを!

【講師】
桧田奈々さん
厚生労働省所管 健康運動実践指導者 FTP認定 ピラティスインストラクター フィットネスヨガインストラクター
【レッスン日時】毎週木曜日午後5:30〜7:15
【場所】篠栗保育園 保育室
【レッスン料】4,000円/月4回
【内容】
第1講(午後5:30〜6:15)ヨガ・ピラティストレーニング
第2講(午後6:30〜7:15)エアロビクス・筋力トレーニング・ステップ体操・リラクゼーション
※1講だけ、または2講だけという方もOKです(料金割引はありません)。
【申し込み、問い合わせ先】篠栗保育園 田中千春園長
TEL/092-947-0039
FAX/092-947-8081
E-mail/sasaho@har.bbiq.jp

笑顔館

   
■年齢別のかけっこ。スタート前に、自己紹介♪
■年長児さんの組体操。集中力、忍耐力を持って取り組みました
 
■改築されたばかりの園舎。新しい遊具もそろいました  


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