子育てのひろば

本誌でもおなじみの『子育てのひろば』ホームページ版です。誌面では紹介しきれなかった写真や情報を紹介します。

月刊リトル・ママ新聞2011年4月号掲載の幼稚園・保育園

野方幼稚園…心の「おに」をやっつけろ!
チムニーズENGLISHスクール…You can do it!〜君ならできる!
にしてつ保育園ピコラン薬院…大好評!福岡市の「一時預かり事業」始まる

野方幼稚園
西区壱岐団地75-1/TEL.092-811-3585

心の「おに」をやっつけろ!

 「お友達に優しくしていますか?みんなで仲良くしていますか?『おこりんぼうおに』や『いじわるおに』など心の中の『おに』をやっつけて、強い子になりましょう」。2月3日は節分。恒例の豆まきが行われました。ホールに集まった子どもたちは、園長先生たちから節分の意味や豆まきの由来を教わると、「ぼく、『なまけおに』やった」「私、『泣き虫おに』やめる」と反省しきり。これで、今年は鬼が来ないかと思いきや…。こん棒を振り回しながら赤鬼が乱入!「ここに悪い子はいません!」「鬼は外!鬼は外!」子どもたちが大声を上げながら豆をぶつけると、大暴れした赤鬼もしぶしぶ背振の雪山へ帰っていきました。
 この後、各クラスでは、ママやパパと一緒に作ったり、自分で頑張って作ったりした鬼の面をかぶって豆まき合戦を満喫。日本の伝統行事に親しんでいました。
 心に潜む「おに」をすっかり退治して、「福の神」=しなやかな心や病気をしない健康な身体を呼び込んだ子どもたち。新たな気持ちで進学、進級の春を迎えます。
節分や豆まきのお話を聞きました
大暴れする鬼に、豆で必死の応戦! 「ぎゃ〜、こわい〜!!」
こんなにかわいい鬼ならお友達になりたい!? 伝統文化の継承を大切にしています

ライター田中の取材日記

〜強く、正しく、優しい子どもに〜
 少しずつ暖かくなってきたとはいえ、まだまだ吐く息も白い冬の朝。登園して来た子どもたちは自分で素早く身支度を済ませ、いつもどおり元気いっぱいに外遊びを楽しんでいました。
 上り棒やさるわたりに挑戦していたのは、主に年少児さん。最初は、お兄ちゃんやお姉ちゃんたちの「真似」でしたが、やがて「これができるようになりたい」という自分なりの目標を胸に、何度も何度もチャレンジ。「昨日よりできるようになった!」と先生に報告すると、まるで自分のことのように一緒に喜んでくれます。
 年長、年中児になると、縄跳びやマラソン。課内の体育教室でも取り組んでいて、もうすぐ大会も控えています。「お友達に負けたくない」「クラスで一番になりたい」「100回とべるようになりたい」という思いは毎日の練習へのヤル気につながり、粘り強さや最後までやりぬく力を育んでいます。
 さらに、年長児さんたちの間で大人気なのが、サッカーやドッジボール。運動量も多く、たくさんのお友達が一定のルールの中で同時に楽しむ遊びができるのは、年長児ならでは。その中で、チームの仲間と力を合わせること、時には勝負にもこだわって、うれしい気持ちや悔しい気持ちを味わうこと、一方、勝ったからとおごらず、負けたからと腐らず、相手に対する尊敬と賞賛を忘れないことなど、遊びを通じて、人として強く、正しく、優しくあることを学んでいます。
 同園では、この「強く、正しく、優しい子ども」を目指すため、遊びを中心とした保育のほか、園舎の清掃活動に取り組んで奉仕の心を育んだり、1年を通して専門講師による体育、音楽、英語活動を行い、強いからだと豊かな感性を培ったりしています。主任の坂本良子先生は、「日々の保育の中で楽しみながら『生きる力』を身につけてもらいたいです」と話していました。
「きょうは真ん中まで頑張る!」自分なりに目標を持ってチャレンジします ルールを教えてもらいながら、集団遊びの楽しさを体感します
   
成長発達にしたがって、ルールのある大人数の遊びも楽しめるように  
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チムニーズENGLISHスクール
糟屋郡宇美町宇美4361-2/TEL.092-933-3063

You can do it!〜君ならできる!

 早春の陽射しの中、園内の畑でブロッコリーを収穫する年中児さんたち。“It is delicious when making it to the salad.(サラダにするとおいしいよね)”と声を弾ませます。隣の畝(うね)では、玉ねぎの肥料やり。先生から話を聞いた後、子どもたちは作業の手順を自ら考え、相談し合いながら自発的に行動します。そのコミュニケーション手段はすべて英語。何か困ったことがあったり提案したりする場合も、英語で先生やお友達に伝えます。
 「英語はあくまでもコミュニケーションの道具。英語を使って色々な事を体験しながら学び感じ取ってほしい。そしてそれが言語を習得する上でも一番重要なことです」と前田副園長先生。同スクールでは、基本的生活習慣を身につけることはもちろん、日本の常識、良識を備えた国際感覚豊かな人材の育成と「生きた英語」の習得を目指しています。就学後も英語を学び続けられるよう「小学部」を設けるほか、保護者対象の英会話レッスンを行うなど、親子で共感しながら楽しく英語に親しめる環境作りにも取り組みます。
 「英語は、『夢』をかなえる手段の1つ。大きな夢に向かってまい進して欲しい」と前田副園長。You can do it! そんなエールが込められた熱いメッセージです。
季節を感じ、興味関心の幅を広げ、感性を育む子どもたち スクールの活動はすべて英語で行われます
子どもの思いに寄り添うことがヤル気や自信につながります(左・前田副園長) 積極的に自分の考えや思いを英語で伝える年長児さん
週1回、専門の先生が体育指導に当たります  

ライター田中の取材日記

〜和のこころを大切に、世界に通用するグローバルな人材を育む〜
 「オールイングリッシュで保育を行う幼稚園」と聞くと、「日本語や日本の文化・風習はまったく学ばないのでは?」「英語の習得ばかりに力を入れ過ぎて、子どもらしい活動がおろそかになるのでは?」「個性偏重で、就学後、集団になじめないのでは?」という心配や不安を抱くママやパパもいらっしゃるかもしれません。しかし、同スクールの取り組みは、そうした表面的な教育ではなく、和のこころを大切にしながら、世界に通用するグローバルな視点を持った積極果敢な人材育成を目的としたものです。
 そうした理念の下、食事や排泄、着替えといった基本的生活習慣を身につけることはもちろん、各家庭とも連携しながら、あいさつやマナーといった「しつけ」も決しておろそかにしません。自国の文化・風習を知ることは「グローバル人」としての第一歩と位置づけ、四季折々の行事(お正月や節分、桃・端午の節句、七夕などの年中行事)を保育の中に取り入れたり、折り紙や鬼ごっこなど日本の伝承遊びを楽しんだりしています。また、子どもたち一人ひとりの個性や育ちを見極め、興味・関心の幅を広げつつも、グループ活動やクラスの一斉活動も計画的に実施しています。
 一方、保護者も子どもの成長にしっかり寄り添い、週末の「homework」(単語遊びや絵本の読み聞かせなど)では、親子で楽しい時間を共有しているそうです。
 そうしたバランス感覚を大切にした幼児教育は高く評価され、私立小学校の担当者が同スクールを訪れて入学説明会を開催したりしています。 「私たちは、子どもたちが夢を抱けるよう、そして、その夢を大きく育て、突き進んでいくことのできる環境作りのお手伝いをしたいのです」と副園長先生。未来という限りない大空を自由に羽ばたける人に育って欲しい−そんな願いがひしひしと伝わってきました。
年長児さんのレッスンタイム。「話す力」「伝える力」「書く力」「読む力」を身につけます 原書が並ぶ絵本コーナー クラスの約束事も英語で書かれています
   
日本の文化や風習も大切にしています    
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にしてつ保育園ピコラン薬院
中央区渡辺通4-11-3/TEL.092-737-8145

大好評!福岡市の「一時預かり事業」始まる

 にしてつ保育園ピコラン薬院では、生後6ヵ月から就学前の乳幼児を一時的に預かる、福岡市の「一時預かり事業」を行っています
 この日、中央区平尾の畠中美季さん、佳乃ちゃん(3)母子が来園。畠中さんは仕事のため週2〜3回、2〜3時間ずつ、この事業を利用しています。佳乃ちゃんは早速、お友達の輪の中へ入って、ままごとをしたり絵本を楽しんだり。子どもたちの成長発達にあわせた環境作りと、一人ひとりの時間の流れや気持ちに応じた保育士の声かけが、子どもたちの安定や安心につながっています。畠中さんは「数時間の預かりでも、連絡ノートには子どもの様子がびっしり書き込まれています。信頼して預けられます」と話していました。
 福岡市はすでに認可保育所で乳幼児の一時保育事業を実施していますが、一時預かり事業では実施施設を認可外保育施設や幼稚園などに広げて対応し、育児ストレスの解消にも活用して欲しいとしています。1時間当たりの利用料は3才未満が600円、3才以上が500円。生活保護世帯などは半額。利用時間は9〜19時、年中無休。事前登録と利用日前日17時までの予約が必要。詳細はにしてつ保育園ピコラン薬院まで。
お友達と楽しむ佳乃ちゃん♪(奥、右から2番目) 非常勤も含め、スタッフ全員、保育士の有資格者
福岡市一時預かり事業の登録者は62人(2011/2/17現在) 昼食のアレルギー対応もバッチリ。持参も可
「ママ、おかえり〜!」 スタッフとのコミュニケーションは育児ストレスの解消にも
笑顔館
「一人っ子の娘。たくさんのお友達の中で協調性や社会性を養えます」と佳乃ちゃんのママ
一時預かり事業は、子育てのリフレッシュや通院などでも利用できます      

ライター田中の取材日記

〜子育てはタイヘンなしあわせです〜
 …ちょっと古いキャッチコピーでスミマセン。でも、このにしてつ保育園ピコランのコピーに、「なるほどねえ〜」「確かに!」と共感を覚えたパパやママも多いのでは?当時、まだ小さい娘を抱えていた私も、随分勇気づけられたものです。
 さて、このコピーどおり、ピコランには、タイヘンな子育ての中にも幸せを感じられる心遣いがあふれていました。今回お邪魔したのは、にしてつ保育園ピコラン薬院。西鉄薬院駅から高架下を天神方面へ歩いて約3分のところにあります(駐車場も完備)。2階に上がって入り口を入ると、テーブルやソファーをしつらえた明るいエントランスルーム。「仕事帰りにほんの少し腰を下ろせる場所があるだけでも嬉しいのに、ドリンクコーナーまであるんです。子どもが帰り支度をして出てくるまでのわずかな時間ですが、「よし、頑張ろう!」という気持ちになります」とフレックスプランを利用しているママは話してくれました。
 一方、お日さまがさんさんと降り注ぐ保育室。子どもたちがノビノビと過ごしていました♪利用形態が様々なため、子どもたちの気持ちも安定しづらいのではないかと想像していましたが、とんだ取り越し苦労。送迎に訪れる他の保護者の姿が見えないよう工夫されていたり、一人ひとりにロッカーが準備されていたりと、子どもたちが安心して過ごせる配慮が随所に見られました。
 さらにうれしいのは、子どもたち一人ひとりの時間の流れに合わせた環境作りとスタッフ配置。たとえば、3才児以上のスペースは、活動スペースと休息スペースに分けられています。そのため、一時保育などの利用で午睡タイムに登園してきても、他のお友達を邪魔することなく、好きな遊びをすることができるのです。
 また、一人の子どもに対してできるだけ同じスタッフが対応するようにしているため、体調の変化や気持ちの揺れなど、子どもの変化をいち早く察知できます。スタッフは保護者と密なコミュニケーションをとりながら、たくさんスキンシップしたり声かけしたりと、子どもが不安を抱かないよう細心の心配りに努めていました。
 このほか、定期的に体験入園会を実施したり、毎月第2水曜日には育児相談会(非会員もOK!)を開催したりして、広く子育て支援に取り組んでいます。
 一時保育を利用している畠中美季さんは、「先生たちには本当に良くしていただき、安心して預けられます。娘も登園日を楽しみにしているみたい」とニッコリ。そんな感謝の気持ちを抱けるのも、確かな子どもの成長を感じられるから。子育てもタイヘンなことばかりではないと気づかせてもらえるからかもしれません。
 「親は子どもと同い年。いっしょに育てばいいんです」−こちらは、最新のキャッチコピー。まさしく、親も子どももいっしょに成長させてもらっていると実感できる保育施設です。
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