リトル・ママ福岡

あずける

大宰府市社会福祉協議会 保育所大宰府園

編集部おすすめ

太宰府天満宮で梅ちぎり

園外保育で四季折々に太宰府天満宮を訪ねる子どもたち。6月1日の「梅の日」には、日頃の感謝の気持ちも込めて「梅ちぎり」のお手伝いをしました。
作業員のおじさんたちが青竹で枝を揺すって実を落とすと、歓声をあげながら丁寧に拾い集めます。中にはすももほどの大きさの実もあり、他の実と大きさや重さを比べたり、香りをかいでみたり。そして「やっぱり桃じゃな~い」と納得顔。収穫した実は神殿に奉納された後、梅干にされ、参拝者に配られるそうです。
さて、子どもたちのもう1つのお楽しみといえば虫の観察。落ち葉の下を探ってはミミズやダンゴ虫を見つけたり、空になった蜂の巣を拾ったりして、好奇心に胸を膨らませていました。
子どもたちの五感を豊かにしたいと、特に「体験」を大切にしている同園。週1回、近くの神社仏閣や公園に出かけて季節の移り変わりを感じています。また山や田畑でタケノコ堀りやどろんこ遊び、芋掘りをすることも。藤﨑園長先生はイキイキ活動する子どもたちを見守りながら、「体験の豊かさは、興味の広がりにつながっていきます」と目を細めていました。

大きな梅をたくさん収穫しました

「あ!ミミズ!」「ダンゴ虫もいるっ」

取材日記

~親子で学ぼう~

この日、太宰府天満宮までの往復約一時間、子どもたちと一緒に歩きました。子どもたちにとっては、通園路でもあり、いつもの散歩道。そんな見慣れた風景の中にもいろんな発見があるようです。
「この川のそばでホタルを見た!川がきれいな証拠やろ~」「あの玉ねぎ、茎が枯れてきたけん、もう引かんといかん。カレーに入れたらおいしいよね」「チョウチョウがいっぱい飛び始めたねえ。アオムシが大人になったんや」などなど、“子ども語録”は尽きることがありません。そんな子どもたちの感性、観察力、表現力、想像力に驚かされるとともに、家庭や園でのコミュニケーションの充実ぶりを感じました。
子どもたちは、何か発見したら誰かに伝えたいと考えます。その第一候補がお父さんやお母さんでしょう。「それで、それで?」「その後、どうなったの?」なーんて聞いてあげると、次から次へと言葉が出てきます。小さくても何かを表現しようと頑張ります。「よく観察したねえ!すごい!」「明日はどうなってるか、また聞かせてね」と言うと、きっと今日よりももっといろんな発見をしてくるでしょう。
私自身、そんなことに気づいたのは、小2の娘との会話からでした。ある日、娘は学校で飼っている「ヤゴ」のことを報告してくれました。ヤゴに関する知識はまったくなかった私。「ヤゴってどんな姿?大きさは?色は?」「何、食べるん?」「どうやってトンボになるん?」と矢継ぎ早の質問。娘は「え~、大人のくせに、知らんと~?」と苦笑いしながら、翌日からもっと丁寧に観察したり、図書室で生態を調べたりしたようです。その甲斐あって(?)、毎日、新しい発見を持ち帰ってくれ、親子でヤゴのことをいろいろ知ることができました。
親だから、何でも子どもに教えてやらなくてはならないと気負う必要はありません。子どもの何気ない一言に耳を傾け、子どもが今、何に興味を持っているかをキャッチし、共感しながら一緒に学んでいけばいいと思います。親子で学んだことは、子どもにとってはもちろん、お父さんやお母さんにとっても、一生の宝物になるような気がします。

■未就園児さん向け「たんぽぽくらぶ」新規登録受付中!■
地域のママや未就園児の交流の場にと、「たんぽぽくらぶ」を開設しています
。 在宅で子育て中の家庭をできるだけ多く支援するため、人数制限は行っていません。
場所は、園庭や近くの公園・神社仏閣のほか、隣接する総合福祉センターのホールを使っています。
現在170世帯ほどの登録があります。お問合せ、申込みは同園まで!(月~金10:00~17:00)
◎開催日時と対象
毎週火曜日(うさぎグループ)対象:1~2才児
毎週木曜日(ぞうグループ)対象:2才児以上
隔週金曜日(ひよこグループ)対象:0才児
◎内容
歌、手遊び、製作活動、プール遊び、どろんこ遊び、散歩など、季節に応じた多彩なプログラムがいっぱい!運動会などでは、在園児さんとの交流もあります。
◎参加費は無料ですが、準備の都合上、事前のお申込みを。

こちらの情報は、2007年08月号の本誌に掲載されたものです。
最新の情報は各園にご確認ください。