リトル・ママ福岡

あずける

絵本の森保育園

編集部おすすめ

「絵本の森」にようこそ!

絵本の読み聞かせやわらべうた遊びを通して、子どもたちの「心の根っこ」を育もうと、一昨年11月に開園。その名の通り、園内には絵本がずらり。「3びきのこぶた」や「ぐりとぐら」などおなじみの主人公たちが、部屋のあちこちに顔をのぞかせ、お話の世界を醸し出します。
この日も朝の会のあと、いつもどおり絵本の読み聞かせが始まりました。子どもたちは瞬く間に静まり返り、登場人物に自分を重ね合わせて、ワクワクドキドキ…。また、すでに暗唱できるような本も、何度もリクエスト。保育者がそれに応えるという繰り返しの中で、互いの信頼関係を築いていきます。
一方、わらべうた遊びでは、言葉遊びの面白さやスキンシップの心地よさを体感。仲間と共感する喜びを味わいながら、情緒を安定させます。
古賀美紀園長は、「『人の話を聞くことは楽しい』とわかれば、自ずと『聞く力』は身につきます。日常的に文字に触れることで、自然に文字への関心も高まります。いまは、その『土台作り』をしているところ。親子が触れ合うきっかけに、ご家庭でも是非!」と話していました。

きょうのお話は何かな~?

想像力をいっぱいに膨らませます

「一本橋こちょこちょ♪」

豊かなスキンシップが安心感を高めます

園外活動も活発ですが、この日は日差しも強く、園内でゆっくり過ごしました

温かい雰囲気に包まれています

取材日記

~絵本ってどうやって選ぶ?~

読み聞かせがいい…というのはわかっていても、題材、つまり、絵本選びには悩みますね。古賀園長先生は、「作品選びの大きなポイントは、長く読み継がれているものを選ぶこと」と教えてくださいました。
同園の絵本の多くは、古賀園長先生がご自身の子育てで使ったもの。そのお子様たちがすっかり大人になった今でも、変わることなく子どもたちを魅了し続けています。「そういう作品には、ただ『キレイ』とか、ただ『おもしろい』というだけではない奥深い魅力があります。子どもだけではなく、大人が読んでも、楽しめたり考えさせられたりする作品です」とおっしゃいます。
また、読み聞かせ、特に身近な大人が肉声で読む意義って何でしょう。それは、子どもたちが「自分は大切にされているんだ」「私の居場所はここなんだ」という安心感を持てること。
忙しいママやパパたちにとっては、読み聞かせする時間も体力もなかなか取りづらいことでしょう。でも、最初のきっかけさえつかむことができれば、あとは簡単!プンプン怒りながら絵本を読む人はあまりいないだろうし、まくし立てるように読み進める人も少ないのではないでしょうか。絵本には、そんな「鎮静作用」もあるのかも知れませんね(笑)。
最後に、古賀園長先生の印象深い言葉をご紹介します。「子育てって、ひたすら『待つ』こと。読み聞かせもわらべうた遊びも、すぐに結果となって子どもたちに表れてくるものではないけれど、目に見えないところで、子どもの成長を支えているものなんですよ」。

耳寄り情報
主任のおざきなおみ先生が書いた絵本「ぼくの金のたま」。幼稚園教諭時代の経験に基づく作品で、男の子のからだと心の成長をほのぼのと、わかりやすく描いています。読み聞かせにもオススメ♪

「聞く力」を身につけている子どもたち

わらべうた遊びを楽しむ古賀園長(左端)

オススメの絵本を紹介

親子で絵本に親しめるよう、環境を整えています

「子どもが大好き!」とおざき先生(右端)

こちらの情報は、2009年07月号の本誌に掲載されたものです。
最新の情報は各園にご確認ください。