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笹丘コスモス保育園

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実りの秋!99人の稲刈り体験

寺塚、アイランドシティ、新宮、笹丘の4つのコスモス保育園が合同で稲刈りをしました。参加したのは各園の年長児あわせて99人。糸島市波多江の田んぼで、地元の農家やシニアクラブの人たちに手伝ってもらいながら、鎌を使って一株ずつ丁寧に刈り取っていきました。
中には、田んぼの土のふわふわした感触に表情を硬くしたり、突然飛び出してくるバッタやカエルに驚いたりする子どももいましたが、サポートの人たちの励ましを受けて、ヤル気全開!「とったどー」のポーズをキメる子もいました。また、「(稲を刈るとき)サクって感じ!」「葉っぱ(=稲)が当たって、くすぐったかった」と話し、それぞれ収穫の喜びを感じているようでした。
子ども達は、7月に田植えを行った後、稲が成長する過程を写真で見てきたそうで、寺塚コスモス保育園の日野充子副園長先生は「飽食の時代だからこそ、『リアルな体験』を通して自然の恵みや作る人たちのご苦労を知り、食への関心を高めるきっかけになれば嬉しいです」と話していました。
この日、収穫した米は天日干しなどをした後、各園へ届けられ、給食で味わうそうです。

鎌の使い方を教えてもらった後、稲刈りに挑戦!

黄金色の稲穂を次々に刈り取りました

仕上げは、コンバインで!「はやーい!」

取材日記

稲刈り体験に込めた思い

稲刈りの後、近くの今津運動公園へ移動した子ども達。体を動かした後は、お腹ペコペコ!お楽しみは「お弁当」です。
でも、今回の弁当はあえて、原則おかずナシの「おにぎり」だけ。それは、この日、子ども達が収穫したものが「米」であること。毎日、当たり前に食べている「米」は、自然の恵みと時間と農家の人々の手間暇をかけて、豊かな実りを迎えること。収穫された後、調理されて、ようやく、「食べ物」としてみんなの口に入るという過程を、「体験」として知ってもらいたいという園の思いが込められています。
アイランドシティコスモス保育園(東区香椎照葉)の園長・脇山章平先生は、「『食べ物は、スーパーやコンビニにある』のではなくて、『作っている人がいる』『命を育む自然がある』『命をいただいている』という当たり前のことを、普段の生活環境の中で知ってもらう機会にできればと考えています」と話していました。
また、コスモス保育園グループ4園(※)が合同で行事を行うのは、今回が初めて。年長児さんたちにとって、これまで知らなかった大勢のお友達と出会い、楽しい時間を共有できたことは、小学校生活に向けて大きな自信とヤル気につながったことでしょう。

※寺塚コスモス保育園(昭和57年開園。南区寺塚)、アイランドシティコスモス保育園(平成22年開園。東区香椎照葉)、新宮コスモス保育園(平成24年開園。糟屋郡新宮町)、笹丘コスモス保育園(平成25年開園。中央区笹丘)

こちらの情報は、2013年12月号の本誌に掲載されたものです。
最新の情報は各園にご確認ください。